今年の春にマスクを制作しました。
マスクが足りていない方に直接届けるものではなく、
私たち「BISHOOL」の衣服をご愛用頂いている方が、
私たちのマスク1つを繰り返しお使い頂くことで、
使い捨てマスクの消費を抑えることを願ったマスクです。
どれほどの方に私たちのマスクをご愛用頂けているのか定かではありませんが、
半年以上が経過した今でもその時のマスクをつけて、
アトリエに遊びにいらしてくださる方がみえます。
今でも、BISHOOLのマスクをお使い頂いている写真をSNSで見かけます。
大切に繰り返しお使い頂けていることに深く感謝をしております。
皆様のおかげで、本当に心ばかりだとは思いますが、マスク不足の解消に貢献出来た気がしています。
誠にありがとう御座います。
皆様、この半年で「マスク」に対する価値観はどの様に変化しておりますでしょうか。
家から出る時、マスクを持っているかどうかの確認を必ず行う様になったり、
夏用、冬用、と季節によって変えたり、
他所行きの、少し日常より贅沢なマスクを求めたり、
マスクについて、一年前には考えたこともない様なことを考え、
マスクに求めたことの無いことを、求め始めているのではないでしょうか。
市場には、
夏場でも涼しいマスク
シルク100%の最高級マスク
総柄プリントの個性派マスク
レザーのファッションマスク
マスク用のケースなんかもでております。
半年で急速に変わった「マスク」の需要
私たちBISHOOLも、私たちなりのマスクを、
BISHOOLを大切にしてくださる皆様にお届けしたいと考え、
先日ようやくカタチになりました。
前回同様、販売は一切致しません。
BISHOOLの衣服をお選び頂いた方に、
衣服と共にお届け致します。
(左)wool gabardine mask
color:black
表地:wool gabardine(wool 100%)
裏地:cotton gauze(cotton 100%)
(右)dyed twill flower mask
color:black×gray
表地:polyester twill(polyester 100%)
裏地:cotton gauze(cotton 100%)
前回のマスクから大きく3箇所のアップデートを行いました。
①
BISHOOLの衣服に刺繍を施して頂いている岐阜県に工房様に、
「BISHOOL」ロゴ刺繍を入れて頂きました。
②
耳かけ部分の素材をゴムに変更致しました。
(当時はマスク用の資材も不足しており、私たちがその資材を使用してしまうことでマスクの不足を多少なりとも促してしまうという考えから、衣服用のテープを使用しておりました)
③
裏地をガーゼ素材に変更致しました。
(こちらも同様にガーゼ素材が不足している状況下でしたので、裏地にも表地と同生地を使用しておりました)
この3点の改良により、
マスクとして使いやすく、
他所行きでも自信を持ってお使い頂けるであろうクオリティに仕上がりました。
気温が下がり、ウイルスの脅威が増してきてしまった今、
私たちのマスクが少しでもウイルス下の笑顔に繋がることを願っています。