5月、現段階で2023年は新たな試みに多く取り組んで参りました。
記憶に新しい「Edwina Hoerl」との共作や、
不定期で販売会を開催頂いている「iot」との共作、
今までほとんど使用してこなかったデニム生地の展開、
と慌ただしく2023年の4ヶ月が経過しました。
本年は止まることなく、ひたすらに新たな試みを計画しています。
既に動き始めているものだけでもこれだけ御座います。
・真夏に向けた京都シルク
・夏から秋に向けた流し染め新作ウールギャバジン
・秋冬に向けた遠州産コーデュロイ
・尾州のカシミヤ100%ストール
・ニット職人様と作る初めてのニット(カシミヤ100%/ラムウール100%)
・某ブランドとのカプセルコレクション
・帽子職人様と作る2型目となる新型Easy Cap
・新作刺繍図案”浮世絵と春画”
毎月の様に新たなBISHOOLの表情をご覧頂けるかと思います。
もちろん、我々BISHOOLが好むBlackのウールギャバジンの新作も同時進行で企画しております。
楽しみにお待ち頂けましたら幸いです。
こちらのjournalでは、
・真夏に向けた京都シルク
・夏から秋に向けた流し染め新作ウールギャバジン
のお話をさせて頂きます。
“Kyoto Dyed Silk Rayon”/silk 30%/rayon 70%
京都にてシルクに負担をかけずに、
丁寧に染められたシルクレーヨンの平織り生地。
美しい光沢と高級自然繊維ならではの肌触りの良さを持った、
夏場に涼しく快適にお過ごし頂ける生地です。
非常に高価なこちらの生地を、
BISHOOLらしく豊富な生地分量の衣服に仕上げています。
“Bishu Urban Wool Gabardine”/wool 100%
日頃より、BISHOOLのウールギャバジンを織って頂いている尾州の企業と共に制作した新作生地。
もう10年以上の、長く深い付き合いのある生地屋の1人の男性と共に打ち合わせを重ねて形になりました。
BlackとWineの2色の染料を流し染めで仕上げています。
不均一な、ムラのある表情を持ったこちらの生地は、
職人が手作業で染料を掛けることで出来上がります。
そのため全く同じ生地を作ることが出来ない、
完成した衣服全てが一点ものになる生地です。
この2種の生地を使用した衣服は5月の終わり、
もしくは6月の初めに発表予定です。
我々BISHOOLの新作が、
これからの季節を迎える楽しみの一つになれることを願っています。